スマートフードチェーン　シンポジウム オンライン開催 ～食の生産・流通・消費を最適化するデータ連携プラットフォームのグローバル展開～ イベントは終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。 共催：内閣府SIP「スマートバイオ産業・農業基盤技術」スマートフードチェーンコンソーシアム、農研機構、慶應義塾大学SFC研究所 後援：内閣府、農林水産省、在タイ日本国大使館、独立行政法人国際協力機構 スマートフードチェーン　シンポジウム オンライン開催 ～食の生産・流通・消費を最適化するデータ連携プラットフォームのグローバル展開～ イベントは終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。 共催：内閣府SIP「スマートバイオ産業・農業基盤技術」スマートフードチェーンコンソーシアム、農研機構、慶應義塾大学SFC研究所 後援：内閣府、農林水産省、在タイ日本国大使館、独立行政法人国際協力機構

開催趣旨Purpose of the Symposium

スマートフードチェーンコンソーシアム※1は、これまでに食の生産・流通・消費を最適化するデータ連携プラットフォームの海外展開を目指して研究開発を行ってまいりました。

このたび、スマートフードチェーンの流通経済ビジネス面での効果、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）をはじめとするFood Safety問題など、現状と今後の展開を交えてお届けし、さらには今後のスマートフードチェーンの海外展開における課題について広くご意見を伺うために、2020年11月5日（木）に国内外に向けたシンポジウムを開催いたします。

基調講演では、FAO（国際連合食糧農業機関）のRosa Rolle博士のご登壇、また、ポスターセッション※2やタイ・ベトナムとの海外中継を含めたパネルディスカッションも実施いたします。
Food Safety問題やデータ連携プラットフォームの活用にご関心のある多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

※1 スマートフードチェーンコンソーシアム・・・戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）「スマートバイオ産業・農業基盤技術」スマートフードチェーンコンソーシアム

※2 オンライン会議システムで開催

プログラムProgram of Events

11:0011:05

開会挨拶

上原 宏

秋田県立大学 システム科学技術学部 教授

11:0511:10

来賓挨拶

久間 和生

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 理事長

11:1012:05

基調講演

Managing Food Safety Risks and Reducing Food Loss: Current Situation

Rosa Rolle, Ph.D.

Senior Enterprise Development Officer, Team Leader, Food Loss and Waste, Food and Nutrition Division, Food and Agriculture Organization of the United Nations

スマートバイオ産業・農業基盤技術

小林 憲明

SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術 プログラムディレクター

12:0512:45

講演 第一部

フードセーフティーとスマートフードチェーン

神成 淳司

慶應義塾大学 環境情報学部 教授

スマートフードチェーンの流通における活用にむけて

折笠 俊輔

（公財）流通経済研究所 農業・地域振興研究開発室長

12:4513:45

ポスターセッション

オンライン会議システムによる個別研究セッションを開催します。

ポスターセッション一覧(PDF)

13:4514:25

講演 第二部

農業経営の効率化と食料ロス削減を支援するデータ駆動型作物生育予測システムの開発

原田 久富美

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 NARO開発戦略センター長

スマートフードチェーン実証試験の紹介

吉田 重信

三菱ケミカル株式会社 ITファームプロジェクト プロジェクトマネージャー

14:2515:15

パネルディスカッション

「スマートフードチェーン国際展開に関する可能性と期待」

座長：

折笠 俊輔

（公財）流通経済研究所 農業・地域振興研究開発室長

パネリスト：

泉 秀実近畿大学生物理工学部 教授

飯田 聡株式会社クボタ 特別技術顧問

浅井 雄一郎（オンライン参加）株式会社浅井農園 代表取締役

Dr. Tran Cong Thang（オンライン参加）Director General,Institute of Policy and Strategy for Agriculture and Rural Development,Ministry of Agriculture and Rural Development, Vietnam

Noppadon Khiripet, Ph.D. (オンライン参加)Principal Researcher, National Electronics and Computer Technology Center (NECTEC), Thailand

※パネリストは当日の回線事情などにより出席できない場合がありますことをご了承ください。

15:1515:20

閉会挨拶

國領 二郎

学校法人慶應義塾 常任理事

総合司会：泉 秀実 近畿大学生物理工学部 教授

登壇者Speakers

  • 上原　宏

    秋田県立大学 システム科学技術学部 教授

    Details

  • 久間 和生

    国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 理事長

    Details

  • Rosa Rolle, Ph.D.

    Senior Enterprise Development Officer, Team Leader, Food Loss and Waste, Food and Nutrition Division, Food and Agriculture Organization of the United Nations

    Details

  • 小林 憲明

    SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術 プログラムディレクター

    Details

  • 神成 淳司

    慶應義塾大学 環境情報学部 教授

    Details

  • 折笠 俊輔

    （公財）流通経済研究所 農業・地域振興研究開発室長

    Details

  • 原田 久富美

    国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 NARO開発戦略センター長

    Details

  • 吉田 重信

    三菱ケミカル株式会社　ITファームプロジェクト プロジェクトマネジャー

    Details

  • 泉 秀実

    近畿大学生物理工学部 教授

    Details

  • 飯田 聡

    株式会社クボタ 特別技術顧問

    Details

  • 浅井 雄一郎

    株式会社浅井農園 代表取締役

    Details

  • Dr. Tran Cong Thang

    Director General,Institute of Policy and Strategy for Agriculture and Rural Development,Ministry of Agriculture and Rural Development, Vietnam

    Details

  • Noppadon Khiripet, Ph.D.

    Principal Researcher, National Electronics and Computer Technology Center (NECTEC), Thailand

    Details

  • 國領 二郎

    学校法人慶應義塾 常任理事

    Details

※登壇順に掲載しています

参加方法How to Attend

シンポジウムは、YouTubeライブによる配信となります。ポスターセッションは、Microsoft Teamsによるご参加となります。
あらかじめご了承ください。
YouTubeのライブ配信での閲覧が可能か、事前のご確認をお願いいたします。

一般参加のみなさまへ

お申し込み者多数の場合、期限前に締め切らせていただくことがあります。

報道関係者の方々へ

「報道関係者ですか？」のチェックを「はい」として、ご入力をお願いいたします。
取材に関するご案内は別途差し上げます。

お申し込みは終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

Information

スマートフードチェーン国際シンポジウム2020

日時：
2020年11月5日（木）11:00～15:20　オンライン配信
参加資格：
誰でも参加可能
参加費：
無料
申込方法：
期限までにお申し込みフォームよりお申し込みください。
申込期限：
2020年11月4日（水）12時00分まで（日本時間）

※本シンポジウムはネット配信によるライブ中継を予定しております。当日の会場環境や通信状態により、やむなく配信を中止・中断する場合がございます。予めご了承ください。

本シンポジウムについてのお問い合わせ

スマートフードチェーン国際シンポジウム 2020 事務局

フォームよりお問い合わせください。

お問い合わせ

上原 宏

秋田県立大学 システム科学技術学部 教授

NTTドコモ（前職）にて、農業ICT推進プロジェクトを設立。モバイル技術を応用した新しいスマート農業サービスの推進を行った。2017年4月より秋田県立大学 システム科学技術学部 教授。機械学習を用いたデータ解析に関する教育、研究に従事。特に、自然言語処理分野でのアルゴリズム研究を専門とする。農業分野では、あきたこまち栽培記録をもとに、機械学習によって出穂日を予測する研究の他、農家のつぶやきをテキスト解析する研究等を手掛けている。2010年 筑波大学 ビジネス科学研究科修了。博士（経営学）。

学会活動

  • 知能情報系国際会議'Practice of Data and Knowledge Acquisition Workshop(PKAW 2020)' co-chair
  • 人工知能学会ビジネスインフォマティクス研究会　専門委員
  • 情報処理学会会員
  • 人工知能学会会員

論文・著書

  • Hiroshi Uehara, Akihiro Ito, Yutaka Saito, and Kenichi Yoshida, 'Prior knowledge embedded LDA with word2vec - for detecting specific topics in documents - ', Proceedings of Pacific Rim Knowledge Acquisition Workshop,pp.115-126, 2019.
  • Hiroshi Uehara, Atsushi Shinjo,'WAGRI the Agricultural Big Data Platform', E-Agriculture in action: Blockchain for agriculture - Opportunities and Challenges, FAO/ITU, pp.73-83,2019.

久間 和生

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 理事長

1977年東京工業大学大学院博士課程修了。2006年三菱電機株式会社常務執行役開発本部長、2011年代表執行役副社長、2013年内閣府総合科学技術・イノベーション会議常勤議員。国家プロジェクトSIP、ImPACTの創設と推進、Society 5.0のコンセプト構築に貢献。2018年から現職。農業・食品分野におけるSociety5.0実現のための科学技術イノベーションの創出を推進。この間、カリフォルニア工科大学客員研究員、東京工業大学、大阪大学、慶應義塾大学等の客員教授、非常勤講師を歴任。IEEEライフフェロー、OSA、応用物理学会、電子情報通信学会、計測自動制御学会等のフェロー。レーザー学会会長、国立研究開発法人協議会総括副会長、筑波研究学園都市交流協議会会長、日本工学アカデミー副会長。光産業技術振興協会櫻井健二郎氏記念賞、大河内記念技術賞、発明協会全国発明表彰、新技術開発財団市村産業賞等を受賞。

Rosa Rolle, Ph.D.

Senior Enterprise Development Officer, Team Leader, Food Loss and Waste, Food and Nutrition Division, Food and Agriculture Organization of the United Nations

イタリアのローマに本部がある国際連合食糧農業機関（FAO）の食品栄養部門の上級企業開発責任者。食品ロスと廃棄物削減に取り組む部門を牽引。FAOでの25年間のキャリアにおいて、アジア地域での品質・安全管理、生鮮食品のサプライチェーンにおける食品ロスや廃棄物削減に取り組んだ豊富な経験を有す。米国オハイオ州立大学において食品科学の理修士号と博士号を取得。英国グリムスビー高等専門学校において応用化学の高等国家ディプロマを取得。ポストハーベスト処理、包装、加工、食品安全、品質などの分野で、開発支援のための技術資料や査読付論文を多数発表。

小林 憲明

SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術 プログラムディレクター

キリンホールディングス株式会社
取締役常務執行役員

1983年 4月 キリンビール株式会社入社
2014年 3月 キリンホールディングス株式会社執行役員グループR&D担当ディレクター
2019年 3月 キリンホールディングス株式会社取締役常務執行役員（現任）
2019年 4月 協和発酵バイオ株式会社取締役(現任）

神成 淳司

慶應義塾大学 環境情報学部 教授

博士（工学）。1996年 IAMAS（岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー）助手。 同講師、岐阜県情報技術顧問（併任）等を経て、2007年慶應義塾大学着任。現在、環境情報学部 教授。 2011年内閣官房着任（併任）。現在、内閣官房 情報通信技術（IT）総合戦略室長代理 / 副政府CIO、健康医療戦略室次長。 2018年10月より、国立研究開発法人　農業・食品産業技術総合研究機構　農業情報連携統括監を併任。

折笠 俊輔

（公財）流通経済研究所 農業・地域振興研究開発室長

福島県郡山市出身。精密機器メーカーを経て現職。日本農業経営大学校　非常勤講師。
農林水産物の流通・マーケティング、6次産業化の販路開拓、地域ブランド構築、買物困難者対策といった領域を中心に、理論と現場の両方の視点から研究活動・コンサルティングに従事している。現在、農業データ連携基盤を活用したスマートフードチェーン構築のための産地、卸売市場、小売業等の流通データ収集・取得と活用手法の開発、データを活用した農産物の物流イノベーションに取り組んでいる。

山形県主催　「６次産業推進会議」委員（2013年度～）
農業データ連携基盤WAGRI　アドバイザリーボード　委員（2019年～）
農水省　食品流通合理化検討会　委員（2019年～）
総務省　WoTに関する検討会　委員（2019年～）

原田 久富美

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
NARO開発戦略センター長

略歴　現職は2020年4月から。前職は農林水産省農林水産技術会議事務局研究統括官。これまで、農業分野の研究者として、農研機構畜産草地研究所において、飼料作物の施肥改善、品種改良、秋田県農業試験場大潟農場において環境調和型水田農業等の研究開発に従事。このほか、農林水産省農林水産技術会議事務局、農研機構本部では研究の企画管理業務に従事。

吉田 重信

三菱ケミカル株式会社　ITファームプロジェクト プロジェクトマネジャー

1986年、筑波大学大学院　理工学研究科（低温物理）修士課程修了、三菱化成に入社。三菱モンサント化成にてアルミ箔と同等のガスバリア性を有する透明バリアフィルムを開発。

基礎研究から生産技術開発までを担当し事業立ち上げをおこなった。また、レトルト包装等の食品用途、輸液バック等の医薬品用途、太陽電池カバーフィルム等の電子部品用途の商品開発を担当。

2014年より三菱ケミカルホールディングスで、産業競争力懇談会（COCN）のプロジェクトテーマ事務局としてSociety5.0の社会実現を目指したスマートフードチェーン等の政策提言をまとめた（http://www.cocn.jp/report/theme102-L.pdf）。

2016年より農林水産省「知」の集積と活用の場　産学官連携協議会にて「Society5.0におけるファームコンプレックス研究開発プラットフォーム」のプロデューサーを担当（https://www.knowledge.maff.go.jp/platform-case-2018/02.html）。高温多湿地域向け植物工場の技術開発やAIを活用した栽培予測システムの開発として産官学の連携をおこなう研究コンソーシアムを立ち上げた。

2018年より三菱ケミカルでCOCN政策提言の社会実装に向けたITファームプロジェクトを担当。

泉 秀実

近畿大学生物理工学部 教授

農学博士（大阪府立大学）

経歴：アメリカ農務省博士研究員、近畿大学講師、助教授などを経て、平成17年より教授。
研究分野：青果物／カット青果物の品質保持と安全性に関する研究。
受賞歴：平成19年 日本食品保蔵科学会・学会賞受賞、平成22年 アメリカ園芸学会・国際園芸研究者賞受賞（日本人初）など。
著書：Controlled and Modified Atmosphere for Fresh and Fresh-Cut Produce. Elsevier (2020)、Fresh-cut Fruits and Vegetables -Technology, Physiology, and Safety. CRC Press (2016)、High Pressure Bioscience -Basic Concepts, Applications and Frontiers. Springer (2016)など。
学会活動：日本食品保蔵科学会理事、日本防菌防黴学会監事、日本食品機械研究会理事など。

飯田 聡

株式会社クボタ 特別技術顧問

1980年4月久保田鉄工(現・株式会社クボタ)入社。
入社後は、農機、主にトラクタの基礎研究や大型トラクタ及び建設機械の開発に従事。2003年 建設機械事業部長、2004年 クボタヨーロッパ S.A.S 社長（フランス）就任、2009年 クボタトラクタコーポレーション社長（アメリカ）就任、2011年 機械海外本部長、常務執行役員、2012年 農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長、2014年 研究開発本部長 、2016年 取締役専務執行役員を経て、2018年より現職、ＩＣＴを活用したスマート 農業技術の研究開発責任者として活躍。

浅井 雄一郎　博士（学術）

株式会社浅井農園 代表取締役

1980年生まれ。甲南大学卒業後、経営コンサルティング会社等を経て、三重県津市にある家業（花木生産）を継承し、第二創業として2008年よりミニトマトの生産を開始。

品種開発～生産管理～加工流通まで独自の農業バリューチェーンを構築しながら生産規模拡大に取り組み、国内トップクラスの農業生産法人に成長。近年は、施設園芸と果樹園芸の複合経営に挑戦し、キウイフルーツおよびアボカド等の農地集積による大規模園地開発に取り組む。

農業経営の傍ら、三重大学大学院においてトマトのゲノム育種研究に取り組み、博士号を取得。農作業者ではなく「Agronomist（農学士）」の育成に取り組み、「常に現場を科学する研究開発型の農業カンパニー」を目指す。

2013年に辻製油および三井物産との合弁会社「うれし野アグリ」、2018年にデンソーとの合弁会社「アグリッド」を設立し、農商工連携により次世代型農業のモデル構築に挑戦している。

Dr. Tran Cong Thang

Director General, Institute of Policy and Strategy for Agriculture and Rural Development, Ministry of Agriculture and Rural Development, Vietnam

ベトナム農業農村開発省（MARD）の主要シンクタンクである農業農村開発政策戦略研究所（IPSARD）の事務局長。
西オーストラリア大学で農業経済学の博士号を取得。農業分野で20年の経験を持つ。専門は開発と農業経済学、特に農業商品分析と統合。
市場・商品研究、バリューチェーン、食料安全保障、制度改革、政策インパクト評価などに関連する様々な研究に参加。ベトナムの農業・農村開発のための様々な政策・戦略の策定に携わっている。

＜活動内容＞

米の再構築戦略・家畜の再構築戦略・漁業の再構築戦略・ベトナム農業の経済統合戦略・メコン川デルタの農業マスタープラン・農業の民間セクター誘致戦略・農業輸出促進戦略・2020年までのベトナムの近代的農業卸売市場開発マスタープランおよび2030年までの方向性などを取りまとめている。

Noppadon Khiripet, Ph.D.

Principal Researcher, National Electronics and Computer Technology Center (NECTEC), Thailand

米国ジョージア工科大学で電気およびコンピュータ工学の博士号を取得後、2001年よりタイ国立電子コンピュータ技術研究センター（NECTEC）に所属。専門分野は、機械学習、知能システム学、地理空間分析。過去10年間において、製紙産業向けのユーカリ属樹木の成長と収穫高予測、トビイロウンカ発生に関する人口移動モデル開発、タイ政府の農地区画整理政策における順応的管理の農業マップ（Agri-Map）、など多くのデジタル農業プロジェクトを主導。現在は、サトウキビ農園管理における人工知能および遠隔監視技術採用を目的としたサトウキビの認知や気候変動対応型農業のプロジェクトに従事。

國領 二郎

学校法人慶應義塾 常任理事

1982年東京大学経済学部卒。日本電信電話公社入社。1992年ハーバード・ビジネス・スクール経営学博士。1993年慶應義塾大学大学院経営管理研究科助教授。2000年同教授。2003年同大学環境情報学部教授などを経て、2009年総合政策学部長。2005年から2009年までSFC研究所長も務める。2013年より慶應義塾常任理事に就任し、現在に至る。

主な著書に「オープン・アーキテ クチャ戦略」（ダイヤモン社、1999）、「ソーシャルな資本主義」（日本経済新聞社、2013年）がある。